きのこ狩りを行う際の注意点

きのこ狩りを行う際の注意点

きのこ狩りは誰でも気軽に楽しめる趣味のひとつですが、自然を相手にする以上、覚えておくべき注意点がいくつか存在しますので、以下にご紹介します。
きのこ狩り禁止の場所には入らない
基本的にキノコが生えている山でも、「国立公園」「国定公園」「自然保護区」「都道府県の自然公園」ではきのこの採取は禁止されています。
また、入山が禁止されている場所や、殆どの山は所有者や管理者がいるので、きのこ狩りの許可を得るなどしてトラブルを起こさないように気をつけましょう。
ゴミは持ち帰る
プラチックやビニールなどの自然に分解されないゴミはもちろん、生ゴミなどのやがて土になるゴミに関しても大量に捨てるのはマナー違反です。
特別な事情がない限り、ゴミは全て持ち帰るようにしましょう。
また、タバコのポイ捨ては厳禁です。山火事の危険性がありますし、タバコのフィルターは分解されずにずっと残る為、環境破壊につながります。
携帯灰皿を持っていてもキチンと使えないようであれば、森にいる間はタバコは吸わないという位の心構えで望んだほうがよいでしょう。
種類がわからないキノコは採らない
キノコの中にはベテランの方や専門家でも種類の判別が難しいものがあります。特に初心者の方は経験者の方と同行するようにし、きのこを採る際は経験者の意見をしっかりと聞いて、手当たり次第に採らないようにしましょう。
また、初心者の方は絶対に自己判断でキノコを口にしないように注意して下さい。
道に迷った場合
きのこ狩りは道のないような場所に入る事も多々、ある為、方角をキチンと意識していないと道に迷う危険性があります。
また、きのこが沢山見つかって、採ることに夢中になっていると更に道に迷う危険性は高くなります。初心者の方は一人で勝手に行動せずに、できれば複数人に行動するように心がけましょう。
尚、それでも道に迷った場合は来た道を戻るようにし、霧などで視界が悪くなって来た道すら分からないという状況になった場合は下手に動かずに状況が良くなるのをじっと待ちましょう。
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