アミガサタケ- アミガサタケ科 -

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アミガサタケ写真1
環境
アミガサタケは各種、林内の地上に発生しますが、主にサクラ、モミ、トウヒなどの木の傍らに群生しています。
季節
特徴
アミガサタケは高さが7~15cmほどのキノコでカサにあたる頭部はデコボコした網目状になっており、柄に直生しています。色は淡褐色、淡黒褐色、黄土褐色などで、内部は空洞になっており、空洞になっている内部の表面は粒上の突起が見られます。内部は表面の色と違い、白色です。
柄の色は黄白色で太さはやや根元部分の方が太くなっています。柄も頭部と同じく、中身は空洞になっている為、筒のような形状になっています。表面には無数の小さな粒上の突起が見られる事があります。
肉はほぼ表面と同色で内部が空洞になっている為、全体的に肉は薄いのですが、弾力があります。
尚、頭部と柄の空洞は内部でつながっています。
アミガサタケ写真2
その他の名称
モリーユ、モレル
学名:[Morchella esculenta]
価格
不明
食べ方
汁物、煮物など。
類似種が7、8種ほどある為、野生のものを食べる際は正確に識別できたもののみにした方がよいでしょう。
尚、生で食べると有毒だとされている為、食べる際は茹でこぼすなどして、十分に加熱処理を行う必要があります。
フランスやイタリアなどのヨーロッパの国々では食用キノコとして親しまれ、乾燥品やペースト状のものが販売されているそうです。
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