ホテイシメジ- キシメジ科 -

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ホテイシメジ写真1
環境
ホテイシメジは様々な木の林に発生しますが、特にカラマツの林に多く群生します。
季節
特徴
ホテイシメジのカサは直径が2.5~7cmほどのキノコで、表面の色は淡い灰色または淡い褐色、中央部は色がやや濃くなっています。形は幼い時は饅頭型で成長すると、おちょこのような漏斗形になりますが中央部に凹みはない為、正確には三角錐を逆さにしたような形です。

ヒダは成長すると大きく柄に垂生していき、色は白色~乳白色です。
ホテイシメジは柄の長さは3~6cmで、色はカサよりもやや薄い。また、根元に近づく程、柄が太くなる傾向があり、柄の基部は丸く膨らんでいて綿毛状の菌糸で覆われています。

肉は白色で味や匂いはとくにありません。

ホテイシメジは別名をチョコタケと言い、親しまれていますがお酒を飲む人にとっては厄介な成分をもっています。
また、毒を持つキノコである「ドクササコ」と似ている為、注意が必要です。
ホテイシメジ写真2
その他の名称
チョコタケ
学名:[Clitocybe clavipes]
価格
不明
食べ方
ホテイシメジは天日で乾燥後、ダシを取るなどして利用します。
また、和え物などにしても美味しいとされています。

しかし、体のアルコールを分解する酵素を一時的に奪う成分を含むキノコである為、アルコールを飲む前、または飲んだ後、24時間以内にホテイシメジを食べると動悸、頭痛、発疹などの急性アルコール中毒の症状がでるとされており、十分な注意が必要です。
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