きのこの育つ環境

きのこの育つ環境

このページでは一般的にきのこの育つ環境とされている場所について解説しています。
きのこ狩りなどを行う際にきのこが発生しやすい場所を知っておく事は、キノコを効率よく探す上で非常に重要な事だと言えます。
基本的に森林で育つキノコですが、例えば、スギやヒノキの林や竹林にはごく一部のキノコしか育たない為、キノコ狩りにはあまり向かず、わざわざキノコ狩りに出かけるような場所ではありません。
それでは、以下にキノコが育ちやすい環境について、ご紹介します。
湿気の多い場所
きのこは菌類なので、基本的には湿気の多い場所を好みます。
具体的には沢などの水の流れのある場所の近くでは水分が含まれている状態が保たれているので、キノコが育ちやすい環境だと言えるでしょう。
切り株・倒木
切り株・倒木イメージ
切り株や倒木などの枯れ木はキノコが発生する代表的な場所だと言えます。また、キノコが生えている場合、目につきやすく、探しやすい為、初心者にもおすすめです。
落ち葉の積もった場所
落ち葉が重なった場所もきのこが育ちやすい環境だと言えます。しかし、中にはこのような場所を好まないキノコも存在している為、落ち葉が多い場所だけを探すのは避けた方が良いでしょう。
北または東向きの斜面
前述の通り、キノコは湿気が多い場所を好むため、日のあたりにくい北または東向きの斜面はキノコの発生しやすい場所だと言えます。
コンパスなど、方位の分かるものを携帯し、どちら向きの斜面か調べながら探すと良いでしょう。
キノコが育たない場所とは
逆にきのこが育たない場所としてはシダ類などの植物が多い場所や笹が密生している場所などが挙げられます。
理由としてはこれらの植物が多い場所は地面の中に網の目のようにびっしりと根が張り巡らされているので、きのこが地面に出る事ができない為です。
このような植物が多い場所でキノコを探しても非常に効率が悪いので、避けるようにしましょう。
PR