ハナガサタケ- モエギタケ科 -

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ハナガサタケ写真1
ハナガサタケ写真3
環境
ハナガサタケはウラジロモミやオオシラビソなどの針葉樹の枯れ木の上に単生または群生します。
季節
夏~秋
特徴
ハナガサタケのカサは直径が2~10cmで幼い時は半球型ですがじょじょにやや上部の尖った饅頭型に変形し、最終的には平らになるまで開いていきます。表面の色は黄色~オレンジ色で湿気が多い時は表面にややヌメリがでます。また、幼菌時はササクレ状の鱗片に覆われていますが成長すると散らばってあまり目立たなくなります。

カサの裏側にあるヒダは柄に直生または上生し、密に並んでいます。色は黄色ですがじょじょに褐色に変化していきます。
柄の長さは5~8cmで上部から根元までほぼ同じ太さです。表面の色はやや橙色がかった黄色で柄の上部には失われやすい繊維状のツバが見られ、ツバより上側の質感は滑らかですがツバより下側は鱗片に覆われています。また、柄の内部には空洞があります。

肉の部分も表面と同じく黄色っぽい色で味は苦みがあります。
胞子紋は黄土褐色です。

日本以外では北半球の温帯地域以北、オーストラリアなどで確認されています。
ハナガサタケ写真2
その他の名称
花笠茸
学名:[Pholiota flammans]
価格
不明
食べ方
ハナガサタケは食用にする事もできるという説もありますが有毒であるとの説もある為、口に入れない方が良いでしょう。
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