キシメジ- キシメジ科 -

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キシメジ写真2
環境
キシメジはマツの林やマツ科の樹木の混じった雑木林の地上に発生します。
また、コナラなどの広葉樹の林の地上でも希に発生するようです。
季節
特徴
キシメジはカサの直径が5~10cmほどの大きさで表面の色は淡い黄色、中央部は褐色を帯びた濃い色をしています。カサの形は幼菌時は饅頭型で後に中央部がやや高い、平らな形に変化していきます。また、湿気が多い場所では表面にヌメリがでます。

ヒダは薄いレモン色で密に並んでいて、柄に湾生~離生しています。
キシメジの柄は4~7cm位の長さでやや太く、根元に近くなるにつれて更に太くなっています。色はカサの色とほぼ同色です。
肉は白色で、柄の部分も空洞はなく、肉がしっかりと詰まっています。

キシメジは以前は食用のキノコとして、流水で苦味を取るなどして食べていましたが、現在では毒キノコとして扱われており、海外ではよく似たキノコで死亡例がでたとの事なので食用にしない方が良いといえるでしょう。
また、よく似たキノコとして、「シモコン」「カラキシメジ」「ニオイキシメジ」などがありますが、それらも全て食用にすべきではないとされています。
キシメジ写真1
その他の名称
キンタケ
学名:[Tricholoma flavovirens]
価格
不明
具体的な中毒症状などは不明ですが、毒の成分が含まれているとされているので毒キノコに分類されています。
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