ヤマドリタケ- イグチ科 -

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ヤマドリタケ写真1
環境
ヤマドリタケは主にブナ科の広葉樹やトウヒなどの針葉樹の林の地上に群生します。
季節
夏~秋
特徴
ヤマドリタケのカサは直径が8~20cmで、稀に30cmほどに成長する大型のキノコです。カサの形は幼菌時は丸い半球型で成長すると饅頭型に変化し、やがて平らになります。表面の色は黄色を帯びた褐色または橙褐色で、湿気を帯びるとヌメリがでます。また、フチの部分は白色の薄い膜が僅かに見られます。

管孔は直生または上生し、色は淡い黄褐色。成熟期に入ると色が濃くなり、オリーブ色になります。
ヤマドリタケの柄は長さが8~20cmほどで、色はほぼ白色のものからカサの色がやや薄くなったような色のものまであり、かなり太いのが特徴で、根元部分は更に太くなっている事が多いようです。また、上部にいくほど、柄全体を覆っている網目模様がハッキリしています。

肉は全体的に白色で味は特にありませんが、乾燥すると独特の香りがするようになります。

ヤマドリタケはイタリア、フランスなどのヨーロッパ諸国においては食用として価値が高いキノコでなっており、珍重されているそうです。
ヤマドリタケ写真2
その他の名称
ポルチーニ
学名:[Boletus edulis]
価格
不明
食べ方
炒め物、焼き物など。
ヤマドリタケは大型のものが多い事から食べ応えがあり、独特の香りを活かす為に火であぶったり、炒めたりといった調理法が人気です。
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